医学部合格者インタビュー
- 指導科目
- 化学
受験前に諦めてしまった現役時代
Q : Iさんは2浪目で家庭教師を始めたんですよね。
それまでは、どんな状況だったんですか?
A : まず現役の時ですが、受験勉強を始めたのは高3の後半からだったんです。
周りがラストスパートをかけ始めた時期に、慌てて机に向かい始めて。
Q : 高3の後半ですか。かなり遅いスタートですね。
A : 単純に勉強が嫌いで、先延ばしにしていたんです。
とりあえず基礎から始めたんですが、その時期、周りはもう過去問を解いていて。
結局諦めてしまって、勉強しない生活に逆戻りしてしまいました。
なんの手応えもないまま記念受験だけした、というのが現役時代です。
翌年浪人生になり、気持ちを切り替えて医系予備校に通うことにしました。
遅刻ばかりのだらけた生活・・・
Q : 予備校ではどうだったんでしょうか?
A : 伸びませんでしたね。
特に苦手な化学は、現役の頃と全く変わらない成績のままだったんです。
Q : 伸び悩んだ原因は、なんだったんでしょうか。
A : 予備校に「行ってるだけ」で満足してしまっていたんです。
実際には、朝寝坊ばかりで遅刻気味だったり、生活習慣はひどいものでした。
家でも全然勉強しませんでしたし、授業内容は全く身に付きませんでした。
Q : いくら良い授業を受けても、それでは成績が上がるはずもないですね。
A : お恥ずかしい話です。
予備校に通えば、自然と勉強ができるようになる気がしてたんです。
でも、現実は全然違いました。
自分で自分をしっかり管理できる人でないと、予備校も無意味になってしまうんですね。
お恥それで、自分に予備校は合わないと思って辞めてしまいました。
そこからは、どこにも通わず自分だけで勉強することにしたんです。
予備校を辞め、自宅浪人を始める
Q : 自分で勉強という事は、自宅浪人ですか。
A : はい。
完全に自分のペースで勉強することが、自分に合ったやり方だと思ったんです。
それなら自宅浪人だろう、ということで。今になって考えると、無謀でしたが。
自宅浪人では、分からない問題があっても質問できる相手がいませんよね。
だから、1つの問題を2時間、3時間ずっと考え続けたりすることは日常茶飯事でした。
それでも結局分からず、インターネットの質問サイトで調べたりして。(笑)
計画性も全くなく、「次は何をやろうかな」と感覚で勉強内容を決めているような状況でした。
Q : それはかなり効率が悪いですね。
A : 言うまでもなく2回目の受験も失敗でした。
ただ、2浪目になっても懲りずに自宅浪人をしていました。
もちろん不安もありましたが、これ以上やり方を変えることに抵抗があったんです。
これ以上迷走してどうするんだ、と思いながらがむしゃらにやっていました。
入試の2か月前に、「このままでは落ちる」と焦った
Q : やり方を変えるのが不安な気持ちはよくわかります。
家庭教師を始めたのは、受験の2か月前でしたよね。
A : 直前になってやっと、「このままでは落ちる」と本気で焦りました。
過去問をやっても、数学と化学が全く解けなかったんです。
それで、医学部専門の先生を探しはじめました。
その中で、メガスタディさんのサイトの「数ヶ月で化学の成績が伸びた」という合格体験記を見つけて、これだ!と思いました。
本当に、藁にもすがる気持ちだったんですよ。
1回目の指導を受けてすぐ、希望が湧いてきた
Q : 家庭教師の授業を受けてみてどうでしたか?
A : 本当に、驚くことばかりでした。プロって凄いな!と心から思いました。
例えば、初回の授業で、ある裏ワザを教えてもらったんです。
予備校でも参考書でも見たことないような解き方でした。
その解き方を使うと、それまで何時間もウンウン悩んでいた問題が、数分で解けてしまったんです。今までの苦労はなんだったんだろうと。(笑)
その初回指導が終わって、先生に「今日だけで1ヶ月分の勉強を詰め込んだから」と言われたとき、この先生に付いていけば合格できそうだ、と希望が湧いてきました。
苦手な化学が、得点源になった
Q : かなり密度の高い授業だったんですね。
A : 残り期間も短かったので、一から基礎固めをするのではなく、とにかく「点を取る方法」に絞って指導してくれたんです。
自分が合格するために必要な内容だけ、詰め込んでもらった感じですね。
他にも、自分の弱点を的確に見抜いてフォローしてくれたり、計画をかなり細かく立ててくれました。 一人で勉強していて分からない問題があっても、「今度先生に聞けばいいや」と割り切って次に行けたりと、見違えるほど効率が良くなりました。
これまでは化学が嫌いで仕方なかったんですが、問題が解けるようになってからは、勉強するのが楽しくなって。気付いたら、化学が得点源になっていたんです。
志望校合格に焦点を絞った対策
Q : 苦手科目が得点源に!凄い進歩ですね。志望校対策はどのように進めましたか?
A : 志望校対策も、かなり濃厚な授業でした。(笑)
「東邦の化学は、基本問題をとにかく早く解くこと。2~3問は難しい問題が出るけど、それは皆解けないから手を付けなくていい。やっては駄目だ。」と教えてくれて。
自分だけでやっていた時は、どうやれば東邦に受かるのかわからず、闇雲に勉強して失敗しました。
でも、先生は「東邦に受かるための勉強法」を熟知していたので、僕も迷うことはありませんでした。
最終的に、過去問は15年分をみっちりやりました。
Q : 東邦の傾向を熟知しているのは、とても頼もしいですね。
A : 本当に頼もしかったです。
また勉強面だけでなく、相談に乗ってくれたり、医学部に入ってからの生活について教えてくれたりと、メンタル面でもかなり支えてもらったと思います。
入試問題で、先生の予想が的中!
Q : そして迎えた入試本番、どんな気持ちでしたか?
A : 化学が得意になっていたので、かなり気持ちは楽でしたね。
現役の頃と比べると、見違えるような変化ですよ。
あと、先生に「東邦によく出る」と言われていた蓄電池の問題を、試験直前に見直したんです。そしたらなんと、その問題がズバリ命中して。これはいける!と心に余裕をもって受験することができました。
医学部のプロだからこそ出来た対策
Q : 今回、合格できた秘訣はなんだったんでしょうか。
A : そうですね、沢山あるのですが、まとめると、
・勉強のやり方の間違いを、速やかに修正してもらえたこと
・自分の状況に合わせた指導内容だったこと
・志望校の傾向に特化した対策ができたこと
・メンタル面で支えてもらったこと
の4つです。
私立医学部のプロに、1対1で教えてもらえたから実現した事だと思います。
やり方次第で結果は変えられる
Q : それでは最後に、医学部を目指している受験生に、アドバイスをお願いします。
A : 僕は、最初は勉強が大嫌いで、机にも全く向かわないような人間でした。
おかげで浪人してしまい、みじめな思いや辛い思いもたくさんしました。
でも家庭教師の先生と出会ってからの自分は、別人になったと思います。
勉強が苦ではなくなり、合格を勝ち取ることもできました。
医学部は、入学してからが本当に大変だと言いますが、今の自分ならきっと頑張れると思います。
皆さんも同じように、いま志望校に届いていなくても、やり方次第でいくらでも結果は変わると思います。もちろん状況によっては、家庭教師の力を借りることも大事だと思います。
いろいろ苦しいこともあると思いますが、自分の力を信じて、諦めずに頑張ってほしいと思います。
ありがとうございました。東邦大医学部でも、頑張って下さい!