私立医学部の一般入試は、大学ごとに問題の傾向が全く異なります。
そのため、慶應義塾大学医学部に合格するためには、慶應義塾大学医学部の入試傾向の分析を行い、対策を行う必要があります。
ここでは、慶應義塾大学医学部の入試傾向と科目別の対策ポイントの一部をご紹介いたします。是非ご参考になさってください。

• ● 1次試験では、英語(150点)・数学(150点)・理科2科目目選択(200点)の4科目(計500点満点)が課されます。
• ● 第一志望の受験生だけでなく東大理Ⅲなどの受験生の大部分も併願受験するため、合格難易度は非常に高い。
• ● どの科目もハイレベルな知識を必要とする出題で、かなりの考察力が求められる。
  このような問題を解くために必要な応用力を養うためには、順序立てて考え、解答に結びつける方法を学んでいく必要があります。
• ● 出題傾向はあまりはっきりせず、全科目記述・論述問題が多く出題される。
  過去問題集をしっかりとやり込み、医科系単科大学で同様に難問ばかり出題される東京医科歯科大・京都府立医科大・滋賀医科大などの過去問にも取り込み、医科部特有の難問にも取り組める深い思考力を養うべきである。
• ● 文型科目の英語はそこまで難しくはないが、理系科目、特に生物、数学の難易度はずば抜けて高い。
  数学は短時間で相当な量の計算を要求され、難度の高い問題が多く出題される。全問完答を狙うのはまず無理なので、標準レベルの問題を確実に取り、難度の高い問題も部分点を少しでも取れるように訓練していくことが大切。