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- 私立医学部受験「センター利用入試」の5つの基本知識 > 化学
このページでは私立医学部を目指す受験生のために、センター試験利用入試の化学の特徴についてまとめています。
近年、私立医学部でもセンター試験利用入試を実施する大学が増えてきました。センター利用するにあたっては、大学ごとに「必ず受験する科目」「選択可能な科目」などが違います。利用方法が分からないという医学部志望生も多いかもしれません。
このページには、センター利用入試(化学)について参考になる情報が載っています。ぜひお読みください。
センター化学 試験情報
試験時間 | 60分 |
---|---|
配点 | 100分 |
センター化学の平均点と受験者数の推移(私立医学部以外も含めた大学受験全体)
センター試験の化学の受験者数は年々増加しており、平成25年には23万人を超えました。
平均点は55点~70点ほどとなっていて、年によってバラつきがあります。
ただし、私立医学部でセンター試験利用入試を考えているのであれば、9割は取っておきたいです。国公立大学医学部と併用で受けている人もいるので、かなりの高得点が必要になります。
センター試験利用入試で化学を利用できる大学
各大学の「センター試験利用入試」について、特徴や注意点が書かれています。
私立医学部 センター試験利用入試を利用する際の注意点
「センター化学」と入試問題が似ている私立医学部
大学によっては、センター化学と似ている入試問題を出すところもあります。
例えば、帝京医学部や日大医学部の化学では、センターでも出題されるような、定番の問題が多く出題されます。
また、東邦医学部や東京医科大、杏林医学部などは全て、センター試験と同じマークシート形式となっています。
「センター化学」と入試問題が大きく異なる私立医学部
反対に、センター化学とは入試問題が大きく違う大学もあります。
慶應医学部や慈恵医科大などの上位校とは、問題のレベルが大幅に違います。
また、昭和医学部や日本医科大などでは、穴埋め問題・記述問題が出題されます。より深く、正確な知識が求められます。センター化学とは難度も形式も全く異なるので、共通の対策は適しません。
志望校、併願パターンに合わせた勉強を
ですので、私立医学部を一般入試のみで受験するのか、センター利用入試も利用するのかによって、取るべき対策は大きく変わってきます。また、志望校(私立医学部)の入試がセンターと似ている問題・レベルならば、ある程度まとめて対策することができます。
しかし、志望校(私立医学部)の入試とセンターで、問題やレベルが明らかに違うのであれば、別々の対策が必要になります。
また、私立医学部の入試傾向は大学ごとに大きく異なるので、もし複数の医学部の受験を考えているのであれば、それぞれの大学ごとにも取るべき対策も増えます。それに加えてセンター試験の勉強も行い、それぞれが中途半端になってしまっては本末転倒です。
ですので、自分の志望校、受験パターンを決め、それぞれに向けた対策をしっかりと取ることが重要になります。
センター試験 化学の特徴
化学用語は正確に理解する
センター化学の正誤問題では、用語をきちんと理解していないと得点できません。。
特に化学では似たような言葉が多いので注意が必要です。例えば、「同位体」「同素体」や「最外殻電子」「最外電子殻」、「陽極」「正極」などです。。
曖昧に覚えるだけだと正解できないので、はっきりと違いを区別できるように、正確に覚える必要があります。
「化学と人間生活」については必出
毎年、化学と人間生活についての問題は必ず出題されています。。
ですので、無機・有機の物質を学習する時には「この物質は身近なところでどうなっているのか?」ということを頭に入れておくといいです。。
教科書にはまとまって載ってはいないですが、必ず出題されるため、自分で関連事項をまとめておくといいでしょう。
「グラフの読み取り」は出題される可能性が大
センター化学では、グラフに関する問題がよく出題されます。。
グラフから数値を読み取る問題は、縦軸・横軸の意味に注意を払い、目盛りの幅なども確認することが大切です。また、反応の結果がどのグラフに相当するかを問う問題も頻出です。。
おおまかなグラフであれば自分で描けるくらいまで、自分のものにしておきましょう。
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